広告

バイク選びで「PCX125 160 維持費」が気になっている方は、購入前に両モデルの違いや特徴をしっかり理解しておくことが重要です。PCXシリーズは、通勤や通学、日常使いに最適なスクーターとして高い評価を受けています。中でもPCX125は維持費の安さや取り回しのしやすさから「PCX125で十分」と感じる方も多く、PCX125と160どっちがいい?と悩むのは当然のことです。
本記事では、PCX 人気の理由をはじめ、PCX125と160の大きさ 比較や使い方に合った選び方、さらにはPCX125 新車 乗り出し価格やPCX125の保険料はいくらですか?といった具体的な費用についても詳しく紹介します。加えて、PCX160 任意保険料やPCX160 後悔といった注意点、PCX125の弱点はどこですか?という疑問にもお答えしながら、あなたに最適なモデルを見極める材料を提供します。
さらに、PCX125 160 リセールやPCXの寿命は何年くらいですか?といった長期的な視点も含めて、PCXの維持費に関する情報を網羅的に解説しています。これから購入を検討している方はもちろん、どちらを選ぶべきか迷っている方にも役立つ内容となっています。
- 記事のポイント
- ✅️ PCX125とPCX160の維持費や価格の違い
✅️ 自分の使い方に合ったモデルの選び方
✅️ 保険料や税金を含めた年間コストの目安
✅️ リセールや寿命を含めた長期的なコスパ比較
PCX125と160 維持費と価格の差を比較

- PCX 人気の理由とは?選ばれる理由を解説
- PCX125と160どっちがいい?選び方の基準
- PCX125 新車乗り出し価格はいくら?
- PCX125の保険料はいくらですか?
- PCX125の弱点はどこですか?
- PCX125 160 リセールはどっちが有利?
PCX 人気の理由とは?選ばれる理由を解説
PCXがこれほどまでに多くのライダーに支持されている理由は、見た目の高級感と実用性、そして価格と性能のバランスにあります。街中でも頻繁に見かけるように、このスクーターは幅広い層にとって「ちょうどいい」存在です。
まず、外観の仕上がりが他の同クラスのスクーターと一線を画しています。いわゆる「原付二種」に位置付けられる125ccモデルであっても、シャープで都会的なデザインが施されており、安っぽさを感じさせません。加えて、全灯火類がLED化されている点やスマートキー採用といった先進装備も、選ばれるポイントの一つです。
それだけでなく、PCXは燃費性能が高く、日常の足としての経済性にも優れています。例えば、125ccモデルでは50km/L前後という驚異的な燃費を記録しており、通勤・通学や買い物などで頻繁にバイクを利用する方にとっては、ランニングコストが低く抑えられることは大きな魅力です。
また、走行性能も優秀です。単なる移動手段としてだけでなく、運転そのものを楽しみたい人にとっても、PCXのハンドリングの軽さや安定した加速性能は大きなメリットとなります。特にフロントタイヤの操作性が高く、Uターンや低速時の取り回しでも安心感があります。
このように、デザイン・燃費・装備・走りといったあらゆる面でバランスが良いのが、PCXの人気の理由です。初心者から経験者まで、幅広いライダー層が「使いやすくて満足感のある一台」として選び続けているのです。
PCX125と160どっちがいい?選び方の基準

PCX125とPCX160は外観や装備がほぼ同じにもかかわらず、選ぶべきモデルは使い方によって明確に分かれます。重要なのは、「どこをどれくらい走るのか?」という日常の利用シーンです。
まず、PCX125は主に近距離移動や市街地での使用を前提に設計されています。最高出力やトルクは控えめですが、発進から加速までスムーズなパワー感があり、交通の流れにしっかりと乗ることができます。また、燃費が良く、自賠責保険や軽自動車税のコストがPCX160よりも低いため、維持費をできるだけ抑えたい人には最適です。
一方で、PCX160は125では走行できない高速道路や自動車専用道路を走れることが最大の利点です。通勤に高速を使いたい方や、週末にツーリングに出かける機会がある方にはこちらが向いています。125に比べてパワーもあり、追い越しや長距離走行時に余裕を感じられる場面が多いのも特徴です。
ただし、PCX160は普通二輪免許が必要であるほか、車体価格や任意保険料、自動車重量税などの面でコストはやや高くなります。そのため、通勤・通学のみの使用で、高速道路を利用する予定がないのであれば、PCX125で十分と言えます。
最終的な選び方としては、「経済性」と「走行エリア」のどちらを重視するかによって決まります。コスパを取りたいなら125、自由な移動範囲を求めるなら160がおすすめです。
PCX125 新車乗り出し価格はいくら?
タイプ | PCX125 | PCX160 |
---|---|---|
メーカー希望小売価格 | 379,500円 | 462,000円 |
自賠責保険 | 6,910円 | 7,100円 |
軽自動車税 | 2,400円 | 3,600円 |
重量税 | なし | 4,900円 |
PCX125の新車乗り出し価格は、車体本体の価格に加えて、各種手続き費用や税金・保険料が加わるため、カタログ価格より高くなることを理解しておく必要があります。
メーカーが提示しているPCX125の本体価格はおよそ39万円前後(2025年時点)です。ここに登録手数料や納車整備費、自賠責保険料、軽自動車税などが加算されることで、実際の乗り出し価格は約42万~45万円程度になるのが一般的です。販売店によってはオプション品(グリップヒーターやリアボックスなど)を含んだ価格で提示されることもあるため、見積もりの際には内容を細かく確認することが重要です。
一方、自賠責保険の費用は1年契約で6,910円(令和5年4月以降適用の保険料)となっています。複数年契約にすることで1年あたりの保険料は安くなりますが、まずは最低限のコストで乗り出したい方は1年契約でのスタートが一般的です。
また、PCX125はファミリーバイク特約が適用できることも大きなポイントです。家族の自動車保険に追加する形で契約できるため、任意保険単独契約に比べて費用を大きく抑えることができます。
このように、PCX125は価格と維持費のバランスが取れており、通勤や通学、ちょっとした外出に最適な一台です。初めてのバイク購入を検討している方にとっても、安心して選べるモデルと言えるでしょう。
PCX125の保険料はいくらですか?
PCX125にかかる保険料は、自賠責保険と任意保険の2つに分けて考える必要があります。どちらも重要な保険ですが、仕組みや負担額には大きな違いがあります。
まず、自賠責保険は法律で加入が義務付けられている「強制保険」です。125cc以下のバイク、つまりPCX125の場合、1年契約での保険料は6,910円(2023年4月以降の料金)となっています。年数を長く契約すると1年あたりの単価は下がり、5年契約では1年あたり約2,662円と割安になります。登録や納車時にまとめて支払うのが一般的です。
一方で、任意保険は加入が任意とはいえ、加入しておかないと事故時の補償が非常に限定的になります。PCX125の場合、多くの家庭で利用されているのが「ファミリーバイク特約」です。これは自家用車の保険に原付二種(125cc以下)を追加する形で適用できるもので、年間の保険料は3,000円〜1万円程度と非常にリーズナブルです。
ファミリーバイク特約は、自動車保険に付帯できる特約で、125cc以下の原付バイク(原動機付自転車)を運転中の事故を補償するものです。記名被保険者本人だけでなく、配偶者や同居の親族、別居の未婚のお子さんも対象です。
Google AI オーバービューより
ただし、ファミリーバイク特約は主に契約者本人やその家族のみが補償の対象となり、業務利用や第三者の使用には対応していないことがあります。この点は保険会社ごとに条件が異なるため、事前に確認が必要です。
また、単独でバイク保険に加入する場合、年齢や等級、補償内容によっても金額は変わりますが、おおよそ年間2万〜3万円台が目安になります。PCX160の場合はこの特約が使えないため、PCX125を選ぶ大きな理由の一つとしてこのコスト差を挙げる人も多いです。
このように、PCX125の保険料は「自賠責+任意保険」で年間1万円前後からの加入が可能です。ランニングコストを抑えたい方には非常に大きなメリットとなります。
PCX125の弱点はどこですか?
PCX125は多くの面で高評価を得ているモデルですが、万能ではなくいくつかの弱点や注意点も存在します。あらかじめ理解しておくことで、購入後のギャップを減らすことができます。
まず第一に、高速道路や自動車専用道路を走ることができないという点が挙げられます。これは排気量が125cc以下のため、法律上走行が禁止されているためです。たとえ車体サイズや走行性能に余裕があっても、制度上の制限を越えることはできません。このため、高速道路を活用した長距離ツーリングには不向きと言えるでしょう。
次に、走行性能においては市街地では十分な力を発揮しますが、急な上り坂やバイパスでの追い越し時にはややパワー不足を感じる場面があります。スロットルをしっかり開けることで対応は可能ですが、余裕を持った走りを求める場合は、やはりPCX160の方が適しています。
加えて、見落とされがちなのが駐輪場の制限です。PCX125は125ccという「原付二種」に分類されるため、駅前の駐輪場などで停められる場所が限られることがあります。一方で、「125cc以下専用」と明記された駐輪場が多いため、逆に160ccになるとそこに停められないという制限が生じることもあり、ここはメリットにもデメリットにもなり得ます。
他にも、純正状態ではスクリーンが小さく、風防性能が不十分と感じる人もいます。特に冬場や雨天時には、走行風や雨の影響を直接受けやすいため、ボディマウントシールドの後付けを検討する人が多いようです。リアボックスの取り付けに関しては柔軟性がありますが、見た目の好みや積載の必要性によって意見が分かれるところです。
このように、PCX125には制限や課題もいくつかありますが、用途や環境を理解した上で選べば、非常にコストパフォーマンスに優れた一台です。
PCX125 160 リセールはどっちが有利?
PCX125とPCX160のリセール(売却時の価値)を比較する際、ポイントとなるのは「需要」と「供給のバランス」、そして「免許区分や使い勝手の差」にあります。
まず全体的な傾向として、PCXシリーズはホンダの中でも中古市場での人気が高く、年式が多少古くても一定の価格で取引されることが多いです。これは、新車の販売台数が多く、信頼性が高く、メンテナンス性にも優れているという評価が背景にあります。
その中でも、PCX125は特にリセールの安定性が高い傾向にあります。理由の一つに、原付二種(125cc以下)のバイクは需要が幅広く、免許取得のハードルも低いため中古車市場で回転率が良いという特徴があります。また、ファミリーバイク特約が適用できるという保険面でのコストメリットも評価されやすく、中古購入者にも好まれる要素です。
一方、PCX160は高速道路が走れることから、ツーリング志向や地方在住者からのニーズはあるものの、需要の母数としては125ccよりも少なめです。加えて、購入後に任意保険の単独加入が必要になること、また普通二輪免許が必須であることなどが、リセール時に影響します。
とはいえ、PCX160は装備面や走行性能での満足度が高いため、用途が合えば高価格での再販も十分可能です。特に走行距離が少なく、丁寧に整備されている車両であれば買取価格に大きな差がつくケースもあります。
つまり、短期間で手放す予定がある場合や、できるだけリセールバリューを維持したいと考えるなら、PCX125の方がより多くの買い手がつきやすいと言えます。一方で、PCX160は一定のニーズがありながらも、より専門的な層に向けた再販戦略が必要になるモデルです。用途と売却時期を見越したうえで選ぶと、より納得のいく選択ができるでしょう。
PCX125と160 維持費と使い方で見る選択肢
- PCX125で十分な人の使い方とは?
- PCX160の弱点と後悔しやすいポイントを解説
- PCX125と160 大きさ 比較と取り回し
- PCXの寿命は何年くらいですか?
- PCX125、160の維持費を安くする方法とは
PCX125で十分な人の使い方とは?
PCX125はその性能とコストバランスの良さから、多くのライダーにとって「必要十分なバイク」として選ばれています。特に都市部や郊外での短~中距離移動が中心の方にとっては、160cc以上の排気量を求めなくても、快適に使えるのが魅力です。
日常の移動手段として、通勤や通学で使いたいという方にはPCX125が非常におすすめです。片道10~15km程度の通勤距離であれば、加速・巡航ともにストレスなくこなせます。信号や渋滞の多い市街地では、大排気量よりも小回りが効きやすいことも利点です。加えて、アイドリングストップ機能のおかげで信号待ち中の騒音や振動も少なく、静かな環境を保ちながら運転できます。
また、駐輪場の利用条件が「125cc以下」に限定されていることも多いため、駅前や繁華街で駐輪することが多い人にとっては、このクラスを選ぶこと自体が利便性の確保につながります。こうした制限を受けずに済む点は、都市型ライダーにとって大きな安心材料です。
さらに、保険料や税金といった維持費もPCX125は抑えやすく、家計を圧迫しにくいのも特徴です。特にファミリーバイク特約を活用できる環境にある方なら、任意保険の負担も大幅に減らせます。原付二種としての立場を最大限に活かした「コスパの良い運用」が可能です。
週末に少し遠出するくらいであれば、PCX125の走行性能で対応できます。高速道路は使えませんが、一般道での巡航は十分スムーズです。荷物を積みたい場合でもリアボックスの追加で対応できますし、カスタムパーツも豊富なので、用途に応じて自分好みに仕上げる楽しみもあります。
このように、通勤・通学、買い物、ちょっとした遠出までの使い方が中心の方には、PCX125で過不足なく、むしろ最適な選択と言えるでしょう。
PCX160の弱点と後悔しやすいポイントを解説

PCX160は、125ccモデルに比べて走行性能や利便性が向上した高性能スクーターですが、購入後に「失敗したかもしれない」と感じてしまう人も少なくありません。その理由は、主に使用環境とのミスマッチや維持費のギャップにあります。ここでは、PCX160を検討する上で知っておくべき弱点と後悔しやすいポイントを整理し、分かりやすく解説します。
まず最も大きな注意点として挙げられるのが維持費の差です。PCX125と比較して本体価格は約8万円高い程度ですが、それに加えて、軽二輪に分類されるPCX160は「ファミリーバイク特約」が適用されず、任意保険は単独契約となります。補償内容によっては年間2万~3万円以上かかるケースもあり、保険料だけでも大きな出費となる場合があります。また、軽自動車税も年間3,600円となり、125ccの2,400円に比べて高くなる点も地味な差ですが無視できません。
次に、多くの人が意外に感じるのが駐輪場の制限です。都市部の公共駐輪場では「125cc以下限定」としている施設が少なくなく、PCX160は排気量オーバーのため停められないことがあります。外見はPCX125とほとんど変わらないにもかかわらず、この排気量区分の違いによって利用できるインフラが限られるのは、非常に不便に感じる要素です。特に駅周辺や商業施設を日常的に利用する人にとっては、意外なストレスとなるでしょう。
また、性能を持て余してしまう人も多い点も重要です。PCX160の加速力や巡航性能は、確かに高速道路やバイパスなどでは大きな武器になりますが、街中の短距離移動が中心のライダーにとっては、オーバースペックと感じる場面も出てきます。例えば、渋滞の多い都市部や信号の多いエリアでは、せっかくの高出力を活かす機会が少なく、「ここまでのパワーは必要なかったかもしれない」と後悔することもあるのです。
取り回しの面でも、125と比べてやや重さを感じやすい点は考慮しておくべきでしょう。スペック上はPCX125と1kgしか差がないものの、長時間の移動や駐車スペースでの押し引きの際に「少し重い」と感じる声は少なくありません。特に体格が小さい方や、体力に自信のない方にとっては、この差がじわじわと負担になる可能性もあります。
さらに見逃せないのが、普通二輪免許が必要になる点です。すでに免許を持っている人には問題ありませんが、これから取得する場合は、教習費や通学時間が必要となり、手軽さという点ではハードルが上がります。気軽にスクーターに乗りたいと考えている方にとっては、ここがネックになることもあるでしょう。
このように、PCX160は性能面では非常に魅力的なモデルですが、その反面で「費用」「取り回し」「駐輪」「運転環境」など、選ぶ際に慎重な検討が必要な項目も多く存在します。バイクの購入はスペックだけでなく、日常の使い方やインフラとの相性も踏まえて総合的に判断することが大切です。自分の用途に合っていれば満足度の高い一台になりますが、合わない場合は「やっぱり125でよかったかも」と感じる可能性もあるため、冷静に見極めて選びましょう。
PCX125と160 大きさ 比較と取り回し
PCX125とPCX160は、見た目やサイズがほぼ同じで、一般の利用者が一目で違いを判別するのは難しいほどです。カタログスペックを見ても、全長・全幅・全高・シート高・ホイールベースなどは完全に一致しており、設計そのものが共通化されていることがわかります。
実際、PCX125の全長は1,935mm、全幅740mm、全高1,125mm、シート高764mm、ホイールベース1,315mmとなっていますが、PCX160もまったく同じ数値です。これは、ホンダが125と160の2モデルでパーツ共用を前提とした設計をしているためで、コスト削減やメンテナンス性の向上につながっています。
ただし、車両重量だけは微妙に異なります。PCX125は133kg、PCX160は134kgと1kgの差ですが、これが日常の取り回しに大きな影響を与えるかと言えば、体感的にはほとんど差を感じないでしょう。どちらも非常にバランスの取れた設計で、センタースタンドの出し入れや、狭い駐輪場での切り返しなども難なくこなせます。
取り回しについても、ハンドルの切れ角や最小回転半径(1.9m)は共通であり、Uターンや細い道での旋回性能に違いはありません。むしろ乗車時の安心感や地面への足のつきやすさといった要素のほうが、個々人にとっての「取り回しやすさ」を左右します。
このため、「160のほうがパワーがあるから車体が大きいのでは?」と心配される方もいますが、その点は心配無用です。両モデルは同じサイズ感で扱えるため、排気量の違いによる取り回しのハードルはほとんど存在しません。違いを重視するよりも、自分の用途や予算、免許区分に合わせて選ぶほうが失敗が少ないでしょう。
PCX / PCX160 主要諸元
項目 | PCX | PCX160 | 補足 |
---|---|---|---|
車名・型式 | ホンダ・8BJ-JK05 | ホンダ・8BK-KF47 | |
全長(mm) | 1,935 | 1,935 | |
全幅(mm) | 740 | 740 | |
全高(mm) | 1,125 | 1,125 | |
軸距(mm) | 1,315 | 1,315 | |
最低地上高(mm) | 135 | 135 | ★ |
シート高(mm) | 764 | 764 | ★ |
車両重量(kg) | 133 | 134 | |
乗車定員(人) | 2 | 2 | |
燃料消費率(km/L) | 55.0 | 53.5 | 国交省届出:定地燃費(60km/h)〈2名乗車時〉 |
47.7(クラス 1) | 44.9(クラス 2-1) | WMTCモード値(クラス)〈1名乗車時〉 | |
最小回転半径(m) | 1.9 | 1.9 | |
エンジン型式 | JK05E | KF47E | |
エンジン種類 | 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒 | 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒 | |
総排気量(cm³) | 124 | 156 | |
内径×行程(mm) | 53.5×55.5 | 60.0×55.5 | |
圧縮比 | 11.5 | 12.0 | ★ |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 9.2[12.5]/8,750 | 12[15.8]/8,500 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 12[1.2]/6,500 | 15[1.5]/6,500 | |
始動方式 | セルフ式 | セルフ式 | ★ |
燃料供給装置形式 | 電子式(PGM-FI) | 電子式(PGM-FI) | |
点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | ★ |
燃料タンク容量(L) | 8.1 | 8.1 | |
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) | 無段変速式(Vマチック) | |
タイヤ(前) | 110/70-14M/C 50P | 110/70-14M/C 50P | |
タイヤ(後) | 130/70-13M/C 63P | 130/70-13M/C 63P | |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク(ABS) | 油圧式ディスク(ABS) | |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク | |
懸架方式(前) | テレスコピック式 | テレスコピック式 | |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 | |
フレーム形式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
PCXの寿命は何年くらいですか?
バイクの寿命は使用環境やメンテナンス状況によって大きく左右されますが、PCXシリーズは耐久性に優れたモデルとして評価されており、正しく管理されていれば10年以上、走行距離で言えば10万kmを超えることも十分可能です。
その背景には、ホンダならではの高い信頼性と、シンプルかつ効率的なエンジン設計があります。PCXに搭載されているのは水冷4ストロークの単気筒エンジンで、過度な高回転を要求されることなく、日常の中速域で最も効率的に動作するように作られています。このため、エンジンの負担が少なく、長期間にわたって安定した性能を維持できるのです。
ただし、どれだけ頑丈なバイクであっても、メンテナンスを怠れば寿命は短くなります。例えば、オイル交換を定期的に行わないとエンジン内部の摩耗が早まり、走行性能や燃費にも悪影響を及ぼします。特にスクーターはオートマチックであるがゆえに駆動系への負荷が集中しやすく、ベルトやウェイトローラーといった部品の摩耗も定期的にチェックする必要があります。
また、タイヤ・ブレーキパッド・バッテリーなどの消耗部品も、劣化すると安全性に直結します。都市部でのストップ&ゴーが多い使い方をしている場合は、これらの消耗も早くなるため、1年に1回程度はプロによる点検を受けることをおすすめします。
これを前提にすれば、PCXは「寿命が短いバイク」というイメージとは無縁であり、むしろ長く付き合える実用バイクです。10年超の使用も視野に入れて選びたい方にとっては、非常にコストパフォーマンスの良い選択肢といえるでしょう。
PCX125、160の維持費を安くする方法とは
PCX125およびPCX160は、バイクとしては維持費の安い部類に入りますが、少しの工夫を加えることでさらにコストを抑えることが可能です。ここでは、税金・保険・燃料・メンテナンスといった主要な維持項目ごとに節約のポイントを見ていきます。
まず、税金面ではPCX125の軽自動車税が2,400円、PCX160では3,600円と差がありますが、ここは制度上の差異で調整はできません。ただし、保険料については工夫の余地があります。PCX125はファミリーバイク特約が使えるため、自家用車を持っている家庭であれば年間数千円で任意保険をカバーすることができます。これはPCX160では使えない特典なので、保険料重視の方は125を選ぶと有利です。
次に、燃費を維持するためのポイントとしては、タイヤの空気圧管理とエンジンオイルの定期交換が挙げられます。空気圧が下がると燃費が悪化し、走行安定性も損なわれます。2週間~1か月に1度のチェックを習慣化するだけで、無駄な燃料消費を防げます。オイル交換については、目安として3,000km~5,000kmごとが推奨されており、これを守ることでエンジンの負担が減り、燃費も向上します。
メンテナンス費用を安く抑えるには、簡単な作業を自分でできるようになることも効果的です。例えば、オイル交換やエアフィルターの清掃、バッテリーの補充電といった初歩的な整備は、慣れてしまえば道具さえあれば自宅で対応可能です。また、ドライブレコーダーやUSB電源の取付などもDIYで行えば、工賃を大きく節約できます。
さらに、燃料代の節約にはエコ走行の意識が欠かせません。急発進や急ブレーキを避け、できるだけ一定速度で走行することで、燃費性能を最大限に引き出すことができます。アイドリングストップ機能が搭載されているPCXでは、その効果も高まりやすく、街乗りでの燃料消費を効率的に抑えられます。
このように、維持費を抑えるには「工夫」「習慣」「知識」がポイントになります。日々の使い方を見直すことで、PCXはさらに経済的な相棒として活躍してくれるでしょう。
PCX125 160 維持費と選び方の総まとめ
- PCX125は本体価格・保険料・税金を含めて維持費が安い
- PCX160は任意保険が単独契約となり費用がかさむ
- ファミリーバイク特約はPCX125にのみ適用できる
- 高速道路を使わないならPCX125で十分対応できる
- 高速道路を利用するならPCX160の方が適している
- 駐輪場は125cc以下限定が多くPCX125の方が有利
- PCX160は都市部ではオーバースペックになりがち
- 見た目・サイズは125も160もほぼ同じ設計である
- PCX125は原付二種の中でもリセールが安定している
- PCX160は普通二輪免許が必要なため取得コストがかかる
- 自賠責保険料は125・160とも大きな差はない
- PCXシリーズは燃費性能が高く経済的に優れている
- PCX125は初めてバイクを購入する人にも扱いやすい
- オイル交換や空気圧管理で燃費と寿命を維持できる
- 使用環境に合わせて排気量を選ぶのが失敗しないコツ